Quantcast
Channel: Life with CATS
Viewing all articles
Browse latest Browse all 65

報告です。

$
0
0
台風ですね、、、、気持ちも重い。

10年間続けてるブログですが
今までで最大に更新が遅れてしまった、、、と言うより
書けなかった、、、、。

今回の更新では辛い報告をしないといけないから
どうしても更新する気持ちになれませんでした。

悲しみが大き過ぎて、、、。

何回も書こうとしては消してしまった、、、。
その言葉は、


イリが虹を渡りました。


クニの悲しい知らせを頂いたばかりでしたが、
続けてチョンちゃん(イリ)が虹を渡った連絡を頂きました。
(ここからは我が家の名前で書かせてください)



何よりもはじめに書かせて頂きます。
イリを初めから終わりまで
ご家族が増えたり、環境がどう変化しても
変わらぬ沢山の愛情をそそいでいただいた里親様、
病気になってからも献身的な看護をして頂いた
D様には深く、深く心より感謝しています。
本当にありがとうございました。

なのに、、、、

私は本当にダメな人間です。
人間失格とまでも思ってしまいました。
里親に出してから
あんなに大好きだったイリに一度も
会いに行かなかった訳ですから、、、、。
里親様には、いつでも大歓迎とまで
言って頂いていたのに、、、。
いつでも行けるって、喜びと
すごく大事にして頂いてる、安心感で、
知らないうちに月日が流れ、結局会えないまま、
イリに旅立たれました、、、、。

こんな事を言う資格もないけど、
もう一度イリに会いたい、、、、
本当に会いたい、、、、
どんな顔で私を迎えてくれるのだろう?
覚えていてくれるのだろうか?って、、、、

歳をとったイリをこの手で抱きかかえたかったです。
イリの体の重さに触れたかった。

でも、もう後悔先に立たず、、、、、
永遠の痛みと後悔も持って
生きて行かなければいけなくなった。

イリ、怒っているだろうな、、、、
ごめんね、イリ。

会いたかったよ、イリ。


イリの天真爛漫でポジチィブな性格には
落ち込んで絶望的な私の一番の癒しだったし、希望だった。

何度も沢山助けられた。

イメージ 13


















ムードメーカーのイリ!


イリは2003年の8月26日に保護をして、
私の家族になりました。
今日の様な嵐のような雨の夜中でした。

初めてイリを公園で見た時は、
公園にはまるで不釣り合いなほど、
美しいブルー毛色、ビロードのような光沢、
抜群のスタイルに、ビックリした覚えが鮮明にあります。

私が公園で世話をしている
野良ちゃんのために作った箱の上に座っていて、
逃げるかな?って、そ~っと近づくと
一歩も動かないですんなり私の腕の中へ。

でもすぐに保護しないで、
様子をみる事にしました。
元の飼い主が後悔して、探しにくるパターンもよくありますから。


イリが生後3~4ヶ月ぐらいだったと思います。


公園に馴染めるか心配で、
毎日何回も見に行くと、
いつも1人でぐったりしていて、、、、

どんどん痩せていくイリを見て、
発見から10日ぐらいたった嵐の日に
家族にする決心しました。

イリとの暮らしは楽しかったです。
頭が良いので、いろんな駆け引きもあったり、
かなり意志の疎通も取れたり。

そして何と言っても我が家での役割は、
保護猫ちゃんの遊び相手。
ストレスが多い保護猫ちゃんにとって
アイドルだったと思います。



クニと
イメージ 1
























カーンと
イメージ 2


















マークと
イメージ 3


















ハロと
イメージ 11























ラスと

イメージ 4





















ラスの思いがつうじた。



イメージ 5





















キラリにも優しかった。好きなだけ触らせてくれた。


イメージ 6
























我が家の3トップ時代

イメージ 16















美しいイリは夜景もよく似合っていました。
オシャレして撮った1枚。

天真爛漫なイリは
暗い性格の我が家を
色んな意味で、いつでも盛り上げてくれました!


そんな大切なイリを
2008年春、
私の都合で近くのご家族に預けることを決断。



迎えに来てくれたお嬢様に抱っこされても、なすがママのイリ。
イメージ 7





















新しいお家について、皆様の大歓迎を受けても
動じる事にないイリは、本当に天使だと思った。

ぬいぐるみみたいなイリ!



イメージ 8





















新しいお家に慣れて、私も何回も会いに行ってましたが、
お嬢様のアレルギーでご相談を受けて、、、、

私の所に戻ってくる事に。

クチャと久しぶりの再会。

イメージ 9






















元気にイリが帰ってきて、
すごく嬉しい時間を過ごしてる反面、
私のその時の状況を考えると
やっぱりイリを手元においておくのは出来なかった。

その時の私の精神状態も含め本当にひどかったけど、、、、
でも、今
言葉にすると言い訳ぽっくて
ホント嫌になってくる、、、。

ごめんね、イリ。

でもね、成猫の募集は時間がかかるのが当たり前だけど、
イリは運命の赤い糸を自分で見つけたから、
この決断は大正解だったと思う。


私もどんなに長引いても、どんなに苦しくなっても
里親様の条件は一歩もひかないつもりでしたが、
素晴らしい里親様とすぐに出会えた。

奇跡だよ!イリ、すごいよ。


そして、2008年10月13日にD様宅へ

イリの性格なら大丈夫と思いつつも
何度やってもお届けの時は緊張します。

大切なイリだから、なおさらです。
これ以上家を変える負担もかけれないし、、、。

すぐに慣れてくれるか、
落ち着きてくれるか?
先住猫ちゃんと仲良くできるか、、、、
不安もありましたが、
到着して五分で不安がなく笑いに変わりました。



すぐに先住猫のチルちゃんのフードを食べたり
イメージ 10




















カキカキしたり
イメージ 12




















チルちゃんともこの距離になりました。
イリが座っているのは、チルちゃんの特等席!
イメージ 14




















自由人のイリに里親様も自然と笑顔に

イメージ 15



















チルちゃんのタワーに登ってご機嫌。

本当に温かくイリを迎えていただいて、
ありがとうございました。

そして最後の最後まで大切にして頂いて、
D様のご家族には
言葉で表せないほど感謝の気持ちで一杯です。

病気になってからは
何回も医者に連れて行って頂いて、
「どこまでも診る」と言っていただいた
ありがたいお言葉は一生忘れません。

そして、
こんな伊藤にまでも「いつでも遊びにきてください!
いつでも大歓迎です!」とも言って頂き、
本当に嬉しかったです。

ありがとうございます。

また、イリが嫁いでから、
お二人ものお子様に恵まれたことは、
すごく嬉しく、感激でした。

改めて、おめでとうございます。

またイリがすごくお子様の相手もしたと聞いてます。

子守りができるなんて、
さすがだよ、イリ。
イリはやっぱりすごいよ!

イリはやっぱり幸運の女神だよ!

イリがD様のお宅に嫁いだのは
大きな意味があったよね、絶対に!

イリが生きていた全てが
D様宅にあるから。

そうだよね、イリ!

ありがとうイリ。

イリは沢山の力をくれたし、
いくつもの家族を幸せにしてくれたね!

そして最後に
D様の家族に一員に慣れた事は
本当に良かった!
幸せだったね。

D様、長い間本当に
ありがとうございました。
心から感謝しています。

イリの葬儀をきちんとして頂いた事にも
深く感謝しています。
また、こんな伊藤にも
沢山のありがたいお言葉をありがとうございました。

こちらこそ、
これからもお付き合いのほどを
宜しくお願いします。

最後に
再会できなくてイリが旅立った事は
出来の悪い私にカツをいれてくれたんだと思います。
これからは同じ後悔をしないように
思いたったら、すぐに行動して生きて行きたいと思います。



イリと最後になった1枚
イメージ 17



















本当に手を振ってるように見えるこの写真、

あれだけ悲しくて泣いていたのに
この写真を見ると、少し笑ってしまう。

イリ、がんばったね、幸せだったね、

ありがとう。イリ、さよなら、イリ。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 65

Trending Articles